腰や背中の痛みが強い(尿路結石の可能性)
「突然、腰や背中に激しい痛みが…」
「寝ていても体勢を変えても痛みが治まらない」
「痛みと同時に吐き気まで出てきた」
このような症状がある場合、「尿路結石(にょうろけっせき)」の可能性があります。
結石とは、腎臓や尿管などの尿の通り道に石のようなかたまりができて、強い痛みや血尿などの症状を引き起こす病気です。
当院では、泌尿器科の専門的な診療と迅速な検査体制で、尿路結石の早期発見・治療に対応しています。
尿路結石とは?
尿路結石は、尿の中のカルシウムや尿酸などが固まってできた「結石(けっせき)」が、腎臓・尿管・膀胱・尿道に詰まってしまう病気です。
結石が尿管などに詰まることで、尿の流れが妨げられ、背中や脇腹に強い痛みが起こります。
この痛みは「疝痛発作(せんつうほっさ)」と呼ばれ、突き刺すような鋭い痛みが突然襲うのが特徴です。
こんな症状があれば尿路結石かもしれません
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急に腰や背中(側腹部)に強い痛みが出た
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じっとしていても痛みが引かない(体勢を変えても楽にならない)
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痛みが波のように繰り返す
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尿に血が混じる(血尿)
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排尿時の痛みや違和感
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吐き気や嘔吐を伴う
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尿が出にくい、もしくはまったく出ない
痛みの部位は、結石がある場所によって異なります。
腎臓〜尿管にある場合は、背中や脇腹に。
膀胱にある場合は下腹部や会陰部に痛みが出ることがあります。
尿路結石の原因とリスク因子
尿路結石は、以下のような原因や習慣によって引き起こされやすくなります。
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水分不足(脱水状態)で尿が濃くなる
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動物性たんぱく質・塩分・脂肪の多い食事
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カルシウムやシュウ酸を多く含む食材の摂取
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ビールなどのアルコールの過剰摂取
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メタボリック症候群・糖尿病・高尿酸血症 など
また、男性や30〜50代に多く見られますが、女性や高齢の方でも油断はできません。
再発率も高く、一度できた人は5年以内に半数が再発するとも言われています。
当院で行う検査と診療
田代ひ尿器科では、尿路結石の診断・治療に対応できる体制を整えています。
主な検査
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尿検査・・血尿や尿酸の有無、感染の兆候などを確認
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超音波検査(腹部エコー)・・腎臓・尿管・膀胱の結石を確認
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尿流量測定(ウロフロメトリー)
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X線・CT検査(必要に応じて、専門病院との連携で実施)
主な治療法
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自然排石を目指す内服治療
尿路を広げる薬や鎮痛剤などを用いて、自然に石が出るのを待ちます。 -
水分摂取や食事指導
再発防止のための生活指導を行います。 -
排石が困難・感染がある・痛みが強すぎる場合
専門医療機関と連携し、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)や内視鏡手術を検討します。
よくある質問
Q1. 痛みが出ていないときも結石はあるの?
A1. はい。結石があっても、動かない限り無症状であることが多いです。健診や腹部エコーで偶然見つかることもあります。
Q2. 結石は自然に出ますか?
A2. 5mm以下の石であれば、自然排石できることが多いですが、それ以上の場合は治療が必要になることもあります。
Q3. 再発しないようにするには?
A3. 水分をしっかり摂ることが最も大切です。1日2リットル以上の尿量を目標にしましょう。また、食事や生活習慣の見直しも重要です。
院長より
尿路結石による痛みは、経験した方なら「人生で最も痛かった」と言われるほど、非常に強い痛みです。
突然の激痛に不安になられると思いますが、適切な診断と治療で、早く楽になることは十分可能です。
当院では、泌尿器科の専門医として、症状の早期発見と確実な原因把握を重視し、必要に応じて他の医療機関と連携して、最適な治療をご提案します。
痛みが強い場合は無理せず、どうぞお早めにご相談ください。
